一般道と高速道路では同じ事故でも過失が違う?

Q、一般道を走っている時と高速道路を走っている時では同じ事故でも過失が違うと言われました。これは本当の話ですか?

僕はドライブが好きなので、時間を問わず1人で高速道路などを走ることがたくさんあります。
これまで事故を起こしたことありませんが、高速道路を走っていて事故を起こしてしまうと一般道を走っている時と同じ事故であっても加害者の過失が大きくなるという話を聞きました。
事故は事故で過失割合についても同じだと思うのですが、高速道路の場合には、何か特別な決まりなどがあるのでしょうか?

高速道路を頻繁に走る僕としてはこのような部分がとても気になります。
もちろん事故を起こさないように日頃から気をつけて走るつもりでは居るものの、どんな時に事故が起きてしまうかわからないので、こうした部分についても自分なりに知識を持っておきたいと思っています。
また高速道路での交通事故というと一般的には追突事故がほとんどだと思うのですが、そのほかにも横転事故などを含め、僕が知らないような珍しい事故などもあるのでしょうか?

A、基本的なスピードが違うので、過失も大きくなる傾向にあります。

高速道路の走行中というのは一般道を走っている時に比べるとスピードが出ていますので、例えば追突事故などを起こした場合であっても当然、過失そのものは変わらないものの、損傷そのものは非常に大きくなります。
一般道であればわき見運転などによって追突事故を起こしてしまうことがあっても、しっかりと前を向いて運転していれば追突事故を起こしてしまうことはありません。

しかし高速道路の場合にはスピードが出ているため、車間距離を十分すぎるほど取っていなければ前方を走っている車が少しブレーキを踏んだり、車線変更するだけで思わず自分の車のブレーキが間に合わず追突事故を起こしてしまうことがあります。
こういった部分では、先方不注意に関しても非常に厳しく注意されることになり、過失割合は変わらなくても被害者に対しての保証面では一般道とは比べ物にならないほど大きな金額になってしまう傾向にあります。

またその他には車線変更する際などに側面が接触してしまうといった高速道路での事故もありますが、このような部分についてもやはりスピードを出している中で周囲の確認を怠らず車線変更したということをはじめとして、その他にも車線変更しようとする車に追突してしまった場合であっても加害者の過失が大きくなります。
ただしこのような事故の場合は周囲を十分確認せず車線変更をした被害者側にも比較的多くの過失が決まるので、一般道での接触事故に比べると、被害者の過失も大きくなるというのは事実です。
他に珍しい事故としては何らかの形で横転してしまうなどということがありますが、よほど急カーブを曲がったところで横転事故などが起きていない限り、高速道路で横転事故を起こしていた車に追突してしまうといったケースや後ろから追い越しされそうになり、それを阻害したため接触事故に従ってしまったなどと言うケースがあります。

どのような事故であっても高速道路はスピードが出ている中での事故になりますから、被害者、加害者共に過失は大きくなります。
スピードを出すということはその分車間距離が足らなくてはならず、周囲の確認なども十分行っていかなくてはならないので、こういった部分では速度超過をはじめとして、刑事的な処分も重くなることが考えられます。
さらには行政処分についても一般道での事故に比べると重いものになるでしょう。
事故当時の運転に悪質性が認められなくても、やはり高速道路というだけで様々な処分そして過失が重くなるものと考えていた方が良いです。